
H様邸の工事も 終わりに近づきました。
今日は 奥様と車椅子で玄関に入るためのスロープの確認です。
普段 何気なく上がり降りする玄関も
段差があっては車椅子では上がれません。
玄関内部までタイルまでも 緩やかな段差をつけようかとも思いましたが
今回は 可動式のスロープを造ることにしました。
幅や長さ・・高さなど 奥様立ち会いで 打ち合わせました。
皆誰でも 歳を重ねて 体が不自由になります。
打ち合わせの後 もう一度
福祉住環境コーディネーターのテキストを読みかえしたのは言うまでもありません。
ナカムラ建設
今まで家づくりをさせていただいた御施主様で一番若いご施主様は
確か26歳だったような気がします。
20代〜30代・・ご結婚され お子様ができ 自分たちの拠点を作られ、
ここから仕事に行かれ 子供さんの幼稚園生活が始まり・・生活動き出します。
自分たちの生活パターンに慣れ 子供たちも成長し 暮らしも少し落ち着いてくる40代。
定年という人生の節目を迎える前のこれからの暮らしを考える50代。
そして迎える60代。
家づくりに携わってきて30年になりますが14.5年前からの知り合いの H様は
今この時期ではなく40代から・・もしくはそれ以前から家づくりを考えておられました。
Hさまのお話を聞きながら いろんなアイデアを家づくりに生かされていますので
ご紹介したいと思います。
ご結婚された時はご両親が建てられた築30年の家に同居されていました。
その間何度もリフォームの相談も受けましたが
どうせ建て替えるのなら・・と時期を見ておられたのですが・・。
現在 90代の義父様(義母様は老健入所中)と体のご不自由なご主人と
20代後半の長男さんの4人暮らしです。
解体した家の時から台風の時とか瓦を心配されていました。
その時の瓦はセメント瓦で大雨の時には雨漏りの箇所も見つかり
奥様が屋根に上がったりして修理をされていました。
今回新築されるにあたり瓦をどうするか・・になりました。
もちろんこの田舎では焼き瓦がいい・・と評判なのですが
台風の時飛ぶことを心配され カラーベスト(http://www.kmew.co.jp/shouhin/roof/feature/colorbest/)にされました。
重量も瓦の半分で済むのでこれで台風の時も少し安心と言っておられました。
ただ 10年後ぐらいには塗装してくださいと伝えました。
瓦は割れない限りは大丈夫ですがこれは何年かあとに塗装が必要なのです。