2018年06月20日

見積書のここを見て。

建築費用を削減するために グリーン材という選択があります。

木材の含水率は木材の重さだけでなく、寸法の伸び縮み、強度、菌虫害の発生しやすさ など、木材の使用に際して大きな影響を及ぼします。材木屋さんと話す時 以前 この乾燥がいかに大切であるかについて詳しくお聞きし、一般消費者の方は知らない事が多いと思うので 家を建てる時に参考にしてもらいたいと思いました。 

製材したばかりの木は 一般に生材に近い含水率を示しています。
その数値は針葉樹 の辺材で100〜200%程度、同心材で30〜60%。広葉樹では全般に60〜200%程度といわれてます。
この生材の状態では木材の強度は弱く、寸法変化も大きいという性質をもってい ます。
また一般に木材を大気中に長く放置しておくと、大気の温度および湿度と平衡した含 水率になります。
これを平衡含水率といいますが、この数値は地域、季節、使用環境などに より異なるものの、おおよそわが国では平均15%(北米では12%)とされています。
 そこで、木材を乾燥させることが必要なわけですが、その方法によって、大きく分けて天 然乾燥(air dry)と人工乾燥(kiln dry=KD)があり、それらの方法をとらない含水率の高 いままの材を未乾燥材(green)と呼んでいます。
私達は今までKD材を使ってきました。
グリーン材とは 欧米からの輸入材につけられている呼称から、 わが国でも一般化したものといえるようです。

KD材の含水率ですが、米国の木材製品の団体(WWPA)では、針葉樹の含水率 を鉋がけの状態で、
S―GRNを十九%以上
S―DRYを19%以下
MC15(含水率15 %またはそれ以下の特定の数値にした材)と区分されています。 
わが国では平成3年の7月 から施行されています日本の針葉樹構造用製材のJASにより、
とくに強度と乾燥という点 が重要視されています。
これは空調設備の普及や機会プレカットの導入などにより、人工乾 燥が社会的な要求になってきたたためで、
検討の結果、乾燥材の含水率を25%、20%、15% の三水準とし、それぞれを「D25」、「D20」、「D15」とすることが決められてい ます。
従って含水率25%以上の製材は未乾燥材、グリーン材となるわけです。

建築会社から出された見積もりを見ていただくと書いてありますが
(書いてない場合は是非 聞いてほしい項目です。)
あまり家を建てる人は そこまで見ない方が多いようです。
見積もり=金額・・高いは高いなりに 訳があり
安いは安いなりに 訳があります。

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posted by ナカムラ建設 at 08:21| マイホームまでの道のり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月15日

木の家を想う。

日本の住宅は大半が木造住宅です。
火事で火の回りが早い・・ 阪神大震災の時木造住宅が倒壊・・とかあまりいい印象を与えてないにもかかわらず・・やはり木の家は人気です。
山々の木が家造りに生かされるという事もあり 
木というものが日本人の生活になくてはならない癒しにもなっているのかもしれません。

しかし、家づくりが住宅産業と呼ばれるようになり、住宅の営業会社の営業マンが家を売り工務店に依頼・・と言うように簡単に家が建てられるようにもなりました。
また工場で生産した部材を組み立てるだけだったり ある程度出来上がったものを作業するだけになったり・・大工工事も少なくなり 大工さんも培った技術を発揮できる仕事が少なくなってきているようにも感じます。
その結果 木の特性を知り、良さを活かせる職人さんはどんどん減ってしまっているように感じます。
木造で正しい施工をしようと思えば、こうした本格派の職人さんたちの技術が不可欠です。
基本に忠実に こだわった家づくりをしている会社は皆、良い腕をもった職人さんが多いと思います。
構造から強度・施工まで 大工さんは技術はもとより 経験年数も価値になります。
永く続いている工務店も木の扱いに精通した大工さんが腕を揮っています。
若い大工さんも伝統の技を一生懸命学んでいます。
そして腕よりももっと大切なのが、木への愛情と人を思いやる気持ちです。
40年、50年と永きにわたって山々に生きてきた木を、家の材として再び生かしたいと思う心、
大金を投じて家族のための家を建てるお施主さんに報いたいと思う気持ち・・
私たちの職人はこのふたつは特に大事にした職人たちです。

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posted by ナカムラ建設 at 08:32| マイホームまでの道のり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月14日

木を見て・・。

家造りを考えておられるお客様の中で 
柱など木材が乾燥したものを・・と、言われるご施主様は 同じ仕事をされている方以外は
それほど言われる方は多くありませんが
この木材の乾燥は 家造りにおいて とても大事なことなのです。

家を支える木材は乾燥に伴い、材の収縮、寸法の狂い、反り、ワレ・ヒビ等が発生します。
これは木材の持つ特徴で、自然な現象でもあります。
乾燥していない木材を使用して家を建てたり製品を作ったりすると、
完成後に乾燥が進み、不具合が生じる原因となります。
家が完成して 壁などクロスで隠してしまいますが生の木だと
その中で ジワジワと乾燥が進み 湿気を含んでいるだけにカビなども発生の原因になります。
乾燥させた柱などを使った家でも わずかな含水率があるので少しはありますが
室内の湿気を吸ったり吐いたり柱の中で 静かに行われています。
しかし 乾燥をさせてない 切ったばかりのような生木を使うと
木材の収縮、寸法の狂い、反り、ワレ・ヒビ等が生じます。

建ててしまうと わからなくなりますが
見積書を見る段階で どんな木材かをチェックすることも大事です。
安いのはなぜ安いか‥高いのはなぜ高いか・・目をしっかり見開いて見積書をチェックしましょう。


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posted by ナカムラ建設 at 05:57| マイホームまでの道のり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする